植物など身近にある天然素材を入浴剤としてお風呂を楽しむ方法【ナチュラル入浴剤】

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ふろっぐ&だっくの「湯ったり入浴タイム」

ナチュラル入浴剤

 

お風呂に入る時に入浴剤を入れてお風呂に入れるという方は多いかもしれません。
大抵の方は市販の入浴剤を購入してお風呂に入れての入浴だと思いますが、天然素材を入浴剤の代わりに使うという入浴法があります。
植物や食べ物をお風呂に入れるということで、いわばナチュラルな入浴剤という訳ですね。
ナチュラル入浴剤には、わざわざ市販の入浴剤を購入しなくてもよかったり、家にあるものを利用できたり、という利点があります。
それにプラスして、自然の物を使うということで、その時の旬の素材をお風呂に取り入れ、季節感を楽しむこともできます。
ナチュラル入浴剤として使うことのできるものは、昔から使われてきていたものも多くあります。これを機会に、ナチュラル入浴剤をお風呂生活に取り入れてみませんか?

植物を使った入浴法

入浴剤として使われるものの多くに植物があります。花や葉、実などをお風呂に入れて、その香りを楽しむとともに、含まれている成分によって健康への効果も期待できます。生のままお風呂に入れて使う場合もありますが、乾燥させたものは作り置きしておけば、手軽に利用できるのでおすすめです。
ただし、植物をお風呂に入れる場合には、入浴後は取り除き、残り湯を浴槽に入れたままにしておかないよう気をつける必要があります。
植物を入れたままにしておくと、雑菌が繁殖したり、腐敗してしまったりする場合があります。
また、残り湯をそのままにしておくと、浴槽に色がついてしまうこともあるので気をつけましょう。
ステンレスや樹脂製の浴槽ではなく、大理石を使った浴槽の場合は、浴槽を傷めてしまうことがあるので、使用しない方が賢明です。

花を使ったお風呂

女性が皆憧れるお風呂と言えば、花びらを浮べて入るお風呂ではないでしょうか?
中でも一番の憧れは「薔薇風呂(バラ風呂)」かもしれませんね。
生の薔薇の花びらを贅沢に浮べて入るお風呂はとてもリッチで優雅な気分に浸れて、リラックス効果は抜群です。
そのほか、ラベンダーやカモミールといった鎮静効果のある花を使うのも効果的です。

実・果物を使ったお風呂

果物は生のままお風呂に浮べて使うことが多いですが、「みかん風呂」のように皮を乾燥させたものを布袋に入れて沸かしたお湯に入れて使うものもあります。
みかん風呂は、みかんの皮に含まれる精油成分の効果で体がよく温まるので、寒い冬の季節にはピッタリの入浴法です。
生の果実をそのまま使うお風呂としては、「ゆず風呂(ゆず湯)」「りんご風呂」「きんかん風呂」などがあります。ちょっと変わったお風呂では、果物の産地で特産の果物をお風呂に入れるというものがあり、「マルメロ」や「サボン」をお風呂に入れることもあるそうです。

葉を使ったお風呂

植物の葉の部分は、ハーブとして使われているものもあり、ハーブを入れたお風呂は「ハーブバス(ハーブ風呂)」とも呼ばれています。お風呂に入れるハーブとしては、ミント(薄荷)、レモングラス、ローズマリーなどは香りもよく、お風呂に入れるのにはピッタリです。
日本で昔から伝わっている植物利用のお風呂には「菖蒲湯」「よもぎ風呂」などもあります。

食べ物を使ったお風呂

私たちが普段口にしている物をお風呂に取り入れた入浴方法があるのをご存知ですか?
調べてみると食べ物をお風呂に入れてしまうという、このちょっと変わったお風呂の入り方は意外とたくさんありました。
その中から代表的な食べ物を取り入れた入浴法をご紹介します。
ここで紹介している他にも「ワイン風呂」「茶がら風呂」「緑茶風呂」「豆乳風呂」などがあります。
自分に合った身近なものでリラックスできる入浴方法を探してみてくださいね。
このような食べ物を入れる入浴法の場合は、入浴後は残り湯をすぐ落とした方が匂い残りや色移りも少なくて済みます。
体についた匂いが気になる方は、最後にかけ湯をしてからお風呂から上がるといいでしょう。

日本酒風呂

日本酒風呂は文字通り、日本酒をお風呂に入れてしまうという入浴法です。日本酒には保湿効果の高い成分や老化防止効果のある成分が含まれており、お肌を若々しくキープしたい!という方にピッタリの入浴法です。
入り方はとても簡単です。ぬるめ(37〜40℃)のお湯に日本酒を3〜4合入れて、よくかき混ぜてから入浴するだけ。
お酒の匂いが苦手な方は、燗冷ましで入れるとよいでしょう。熱燗にしたけれど、余ってしまった日本酒の再利用にもいいですね。
日本酒風呂に向いているのは純米酒です。
日本酒を入れずに、酒かすや米麹をお風呂に入れても同じような効果が得られます。

牛乳風呂

牛乳風呂牛乳風呂という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
だけど、実際にやってみたことのある人って意外と少ないような気もします。牛乳は飲み物で、何となくお風呂に入れるのがもったいないような気がしてしまうからでしょうか。
牛乳風呂もその言葉通り牛乳をお風呂に混ぜるという入浴法です。
牛乳風呂の入り方は、ぬるめのお湯に牛乳を500〜1000ccほど入れるだけです。
牛乳風呂の歴史は意外と古く、世界の三大美女として有名な古代エジプトの女性・クレオパトラもお肌に磨きをかけるために牛乳風呂に入っていたと言われています。牛乳をお風呂に入れることで、保温や保湿の効果が上がり、お肌の乾燥を防いでくれます。それに加えて美白効果も期待できます。そのようなメリットのある牛乳風呂ですが、牛乳にアレルギーのある方にはおすすめできません。
また、牛乳は少なめの方が後のお掃除が楽のようです。追い炊き機能のついている浴槽の場合は、入浴後はすぐ残り湯を抜いた方がよさそうです。
一応牛乳は生ものですから、軽く洗い流すなどの後片付けも忘れないようにした方がいいですよ。

米ぬか風呂

米ぬか風呂は、米ぬかをお風呂に入れるだけでいいというとても手軽な入浴法です。
入り方は簡単で、米ぬかをガーゼなどに入れて、それをそのままお風呂に入れます。
米ぬかは化粧品などにも利用されていることが多く、美肌効果抜群です。米ぬか風呂に入ると。肌がすべすべになります。
米ぬかが手に入らない場合には、米のとぎ汁を取っておいて、それを熱めに沸かしたお風呂に入れてもいいでしょう。
ただし、米ぬかは劣化しやすいので、早めに使い切るように注意しましょう。

重曹風呂

重曹はタンサンとも呼ばれ、ふくらし粉の代わりに料理に使ったり、アク抜きをするのに使ったりする白い粉末です。
最近では、洗剤や脱臭剤の代わりにもよく使われている注目のアイテムですよね。
この重曹はお風呂に入れて入浴剤としても使うことのできるスグレモノなのです。
重曹には血管を広げて血行を良くする働きがあり、疲労回復や肩凝りや腰痛の緩和、冷え性の改善などに効果的です。
沸かしたお湯に重曹を大さじ1〜2杯程度入れるだけで重曹風呂になります。
入浴中は少しヌルヌルするような感じがしますが、入浴後はさっぱりした感じで肌にもいいのです。
ですから、夏の汗をよくかく時期にはおすすめです。
重曹はお風呂掃除にも使えますから、洗剤を使わなくてもいいし、湯垢もつきにくいのでお風呂掃除も楽です。
残り湯はお洗濯にも使えますし、体だけでなく、環境にも優しいお風呂と言ってもいいかもしれませんね。

塩風呂

一時期「バスソルト」が大ブームになったので塩をお風呂に入れたことのある方は多いかもしれませんね。
塩をお風呂に入れると、表面を塩分が覆うので保温効果が期待できます。
塩分の入ったお風呂は体が温まるので、冷え性の人にはピッタリのお風呂です。
普通の食塩でも構いませんが、ミネラル分をたっぷり含んだ岩塩を使うのがおすすめです。

伝統的なお風呂

日本には、昔から暦と連動して、お風呂に入る風習がありました。
例えば、冬至の日の柚子湯や端午の節句の菖蒲湯は有名ですよね。そのような伝統的なお風呂をまとめてみました。

季節を感じるお風呂の入り方

菖蒲湯
(しょうぶ湯)
5月
端午の節句
昔の中国で5月5日に邪気を菖蒲で払うという風習があり、それが日本に伝わって菖蒲をお風呂に入れて入浴する風習となりました。
菖蒲の葉を水に入れて一緒に沸かします。
菖蒲は今ではなかなか手に入りにくくなってしまいましたが、5月に入るとスーパーの野菜コーナーや青果店で購入できます。
柚子湯
(ゆず湯)
12月
冬至
柚子湯は、柑橘類で冬が旬の柚子を入れるお風呂です。
冬至の日に柚子湯に入ると風邪を引かないと言われています。
柚子を生のまま丸ごとか半分に切るなどしてお風呂に浮べて入浴します。
たくさん入れなくても香りが十分楽しめます。
刺激が強いので、肌の弱い方は、布袋に入れるなどした方がおすすめです。
松湯
(まつ湯)
1月 松湯は、松の葉を入浴剤として使うお風呂です。
松の葉は、松脂(松やに)があるので、落としてから使います。
松の葉をよく洗って、松やにを落としてから、鍋で15〜20分ほど煮出します。
その煮汁を布などで漉して、お風呂に入れます。


 
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最強の塩風呂「死海風呂」

このページでも「塩風呂」を紹介しましたが、その塩風呂の一種で究極のお風呂があります。それは「死海風呂」です。
「死海」とは、アラビア半島のイスラエルとヨルダンの間にある湖のことです。
死海はただの湖ではありません。なんと湖水には海水の4〜6倍もの塩分濃度(25%)があるのです。そのような環境のため、当然生物が生息できる場所ではなく、死海と言う地名の由来もここにあります。
ですが、死海の水やその泥には、塩分の他に豊富なミネラルが含まれており、死海の塩や泥は近年化粧品などにも利用されています。
死海の塩(デッドシーソルト)に含まれているマグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウムなどのイオンの効果で、血液の流れを活発にし、肌の新陳代謝を高める効果があるとされています。
死海風呂は、その死海の塩を使ったお風呂のことです。
普通の塩風呂と違うのは、やはりミネラルたっぷりな死海の塩を使っているということです。
死海風呂での効果としては、やはり皮膚に対する効果が最も高く、アトピー性皮膚炎や皮膚アレルギーなどの治療にも有効とされています。
その他にも、入浴との相乗効果として、減量や喘息、リューマチ、神経痛などの症状を緩和するという症例も報告されており、死海の塩に秘められているパワーは注目の的です。
死海では、1リットルの水の量に対して230〜300gもの塩分が含まれています。
その湖水と同じ水を一般家庭で再現しようとすると、浴槽の標準容積は大体200リットルですから、46〜60kgもの死海の塩が必要になってしまいます。
死海の塩は当たり前ですが市販の普通の塩よりは高価で、大体1kg2000〜3000円はします。
となると、本場の死海と同じ状態のお風呂を家で再現するとなれば、とてもお金がかかってしまいます。
近くに死海風呂を提供している施設があれば、外で入った方がお得かもしれませんね。(笑)

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