体も温まって血行改善!ダイエット効果も抜群!の入浴法【半身浴】

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ふろっぐ&だっくの「湯ったり入浴タイム」

半身浴

 

お風呂に入る時は熱いお湯に肩まで浸からないとお風呂に入った気がしないと思っている方はどのぐらいいるでしょうか?
最近注目を浴びてきている入浴法はちょうどその反対の入浴法で、肩までお湯に浸かる入浴の仕方を「全身浴」と言うのに対して、注目の入浴法は「半身浴」と呼ばれています。
半身浴は、その名前の通り、半身つまり体のちょうど半分だけお湯に浸かるという入浴方法です。
お湯の温度も少し温めにして、時間をかけてゆっくりと入ります。半身浴にはストレス解消や疲労回復に大変効果があるとされています。

半身浴とは?

「半身浴(はんしんよく)」とは、お風呂の入り方のひとつです。
肩まで湯船に浸かるのではなく、みぞおちの辺りまでお湯に浸かり、少し温めの温度にして、30分から1時間くらいかけてゆっくり入浴するというのが半身浴です。
また、腰までを湯に浸かる入浴方法は「腰浴」と呼ばれています。
半身浴がへそより上、胸より下までのラインという汎用性がある入浴方法なのに対して、腰浴は、上半身は湯に入らないという入浴スタイルです。下半身だけ入浴という意味では、腰浴も半身浴のひとつと言えるでしょう。
「頭寒足熱」という言葉が昔からあるように、半身浴は足(下半身)を温めても頭を必要以上に温めるものではないという理想的な姿を実現する入浴方法です。湯船に肩まで浸かる「全身浴(ぜんしんよく)」に比べると、水圧を受けにくい分心臓などの内臓にかかる負担が軽減されるので、体力のない時や入浴で体力を消耗するのを避けたい人に最適な入浴方法と言えるでしょう。

アクアスケープ バスブック スタンド【アメディア・セレクトショップ】ゆっくりと時間をかけて入浴をすることから、ただ体を清潔に保つという目的だけでなく、音楽を聴いたり、読書をしたり、といった「ながら入浴」が一般的です。忙しい現代人にはなかなかまとまった時間を取ってのストレス解消が難しいという状況もあるのか、自宅で手軽にできる半身浴をする人が最近増えてきているようです。
半身浴が流行しているお陰か、それに伴ってお風呂で楽しむためのグッズもよく見かけるようになりました。
(⇒詳しくは「お風呂を楽しむバスグッズ」のページもご覧ください)。

半身浴の効果

半身浴は、大変体にいい入浴法です。
通常の全身浴では全身に水圧を受けますが、半身浴では湯量が少ないので受ける水圧も少なくて済みます。
そのため、心臓や肺への負担が少なく、より安心できる入浴法として半身浴への関心が高まってきています。
それだけでなく、時間をかけてゆっくりと入浴を楽しむという余裕も必要とすることからストレス解消の一環として半身浴をする人も増えているのだそうです。 半身浴の効果

半身浴の効果:体調を整える!(血行改善効果)

半身浴には、血液の流れを活発にして、体を温めるという効果があります。
その効果により体調の改善が望める症状には、冷え性、頭痛、肩こりがあります。
そのほか、便秘などの胃腸虚弱や夏バテなどの体調不良にも効果があります。
体が温まって血行が良くなれば、疲労の回復にも効果的です。

半身浴の効果:心もリラックス!(リラクゼーション効果)

半身浴はゆっくり時間をかけて入らなくては効果がないので、体と心を休める時間としても大変効果的です。
半身浴をすることによって副交感神経が働き、緊張状態が解けて、リラックス効果も抜群です。
アロマセラピーや音楽などと併用したり、照明もあまり明るくせずに間接照明などにしたりするとさらに効果的です。
就寝の1時間くらい前に半身浴をすると、睡眠への導入もスムーズになります。

半身浴の効果:体質を改善してシェイプアップ!(ダイエット効果)

半身浴をして血行が良くなると、新陳代謝も活発になって、体に脂肪が溜めにくい体質への改善が期待できます。
要するに太りにくい体質へ体を変えられるということで、ダイエット効果もあるということですね。
そのため、「半身浴ダイエット」というダイエット法もある位です。
半身浴の前に軽くストレッチをしてから入浴し、半身浴中に軽いマッサージやストレッチをすると、シェイプアップ効果も上がります。

半身浴の効果:肌の調子を整える!(美肌効果)

半身浴で血液の循環が良くなると、体の中に溜まった老廃物や毛穴の汚れが汗とともに体の外に排出されます。
最近流行のデトックス(毒出し)にも半身浴は効果的と言われています。
ぬるいお湯なので必要以上に体に必要な脂分を奪うこともないので、肌を美しく保つのに効果的です。
半身浴後に乳液などでお手入れをすればバッチリです。

半身浴の方法

半身浴は体に大変効果のある入浴方法だということが分かって頂けたでしょうか?
それでは、半身浴をとるにはどうすればいいの?ということが気になってきた方向けに、半身浴の入り方について、簡単にその手順や注意点をご説明していきましょう。

半身浴の手順

半身浴のおおまかな流れは次のようになります。
ここで、重要なのは「湯の温度」と「時間」、そして、「入浴する部位はみぞおちから下のみ」です。

1.浴槽に38〜40℃の体温よりちょっと熱い程度のぬるめのお湯を張ります。

一般家庭のお風呂なら、大体20〜30cm程度の水深までお湯を張って、湯船に浸かってから調整するといいでしょう。
湯船にお湯を張る時は少し温度を高めにして、蓋をせずに少しちょうどよい温度になるように冷まして調節すると、浴室全体を温められるので、一石二鳥です。浴室暖房機がついている場合は暖房を入れておくといいですね。

2.まず足や手などの心臓から遠い部分からかけ湯をして、体を湯温に慣らします。

いきなり浴槽に体をつけることはせずに、体を洗いながら少しずつ湯温に慣れてから湯船に入ります。
湯量が足りなければ、湯船に浸かった時にお湯の高さがへそからみぞおちになるようにお湯を足します。
体が温まるまでに湯温が冷めてしまうことも考えて、少しずつさし湯をして足していくのでも構いません。

3.湯船に入ったら、腕を出して20〜30分かけてゆっくりと入浴します。

途中湯温が冷めてきますので、お湯を足しながらゆっくりと入浴します。時間は大体20〜30分程度で十分です。
入浴を始めて20分を超えた辺りから血行が良くなってきて、びっくりする程汗をかいてきますので、体が冷えないようにタオルなどで汗をぬぐいながら入浴しましょう。半身浴中の時間は音楽を聴いたり、読書をしたりして、リラックスしながら時間を過ごすのがおすすめです。最近はお風呂用の防水ラジオや防滴音楽プレイヤーなども市販されているので、そういったものを利用してみてもいいですね。
お風呂で読書と言うと、本が濡れてしまうと心配な方もいるかもしれませんが、発想を変えてお風呂用の濡れても大丈夫なものを選ぶのがおすすめです。濡れてもあまり惜しくない雑誌は半身浴の時間を過ごすのにちょうど良いのではないでしょうか。1冊ゆっくり読むとちょうどいい時間かもしれません。また、最近では濡れても平気なお風呂読書用の本も市販されていますよ。

4.十分時間が経って、発汗したら、ひざから下にかけ湯をして入浴を終了します。

半身浴で体が温まっても、そのままお風呂から上がると湯冷めをしてしまう恐れがあるので、ひざから下に水〜ぬるま湯をかけて、拡張した血管を収縮させて湯冷めを防止します。

半身浴の注意点

半身浴をする時に注意しなければいけないポイントをまとめてみました。
入浴前から入浴後まで下記のことに注意して入浴すれば、半身浴の効果をより効果的に得られますので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。

入浴前
  • 体が温まるまで少し時間がかかるので、気温の低い時は浴室を温めておく。
  • 汗をかくので、お風呂に入る前にコップ1杯程度の水を飲んでおく。
  • 脱衣所が寒いと入浴後温度差で体調を崩しやすいので、脱衣所を温めておく。
  • 発汗した時のためにミネラルウォーターやスポーツドリンクを用意しておく。
入浴中
  • いきなり湯船に入るのではなく、かかり湯をして、少しずつ湯温に慣れる。
  • 半身浴中は上半身が冷えないように、乾いたタオルなどを肩にかける。
  • 濡れると体温を奪うので、上半身はなるべく濡らさないようにする。
  • 寒い時は、かけ湯をしたり、シャワーを軽くかけたりして、体を温める。
  • 半身浴は負担をかけないのが大切なので、心臓より上は湯船に浸けない。
  • 汗をかいてきたら、脱水症状を起こさないように水分補給をする。
  • 半身浴を終了する時は、急に立ち上がったりせずにゆっくりと湯船から出る。
  • 湯船から上がったら、ひざの下に冷たくない程度のぬるめのお湯をかける。
入浴後
  • 半身浴で汗をかいて水分が失われているので、水分を補給する。


 
お風呂雑学講座
 

なぜ江戸っ子は熱いお風呂好き?

昔の東京つまり江戸に住む人たちは熱いお風呂を好むと昔からよく聞きます。
その名残で今でも東京の下町にある銭湯は、42℃という湯温は当たり前です。
中には45℃という銭湯もあるのだとか。お風呂の温度は40℃くらいが一般的だと思いますから、42〜45℃はどちらかと言えばかなり熱い方ですよね。
なぜ、江戸っ子と言われる人々が熱いお湯を好むようになったのでしょうか?
それには江戸時代の銭湯のスタイルだった「蒸し風呂」が影響しているようです。
蒸し風呂は、膝まで湯船に浸かり、上半身は熱〜い湯気で温めるというスタイルは、察するにとても熱かったのではないかと思われます。しかし、江戸っ子を表現するのによく言われるのが「見栄っ張り」「頑固」「格好つけ(粋好み)」です。そんな気質を持った江戸っ子が「熱い」と口に出すのは「野暮」と考えて、熱くても我慢してお風呂に入っているのはごく自然なことだったのではないでしょうか。そして、江戸ではお風呂は熱いのが当たり前という下町文化が今に伝えられてきたという訳です。でも、熱いお風呂は体にも負担がかかってしまうので、熱風呂好きも程ほどにしておくのが健康のためにはいいのですけどね。

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 「入浴方法をよ〜く知るべし!」

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